スペース関連ETFがイーロン氏のスペースX上場前に急増

  • スペースXのIPOが近づく中、過去3カ月で9本の宇宙関連ETFが申請または上場した。
  • スペースXは、6月に1兆5,000億ドル超の評価額で上場を目指す。
  • ブルームバーグのエリック・バルチュナス氏は、この熱狂がフェイスブックやアリババ以上だと指摘した。
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ETF発行体が3カ月間で宇宙関連テーマのファンドを9本提出・設定。SpaceXの公開前の資金流入獲得を巡り激しい競争。ETFアナリストのエリック・バルチュナス氏によれば、これはフェイスブックやアリババのブームを上回る波。

この動きは過去数年でも屈指の積極的なテーマ型ETFラッシュとなった。ウォール街は史上最大規模の資金調達が見込まれる未公開企業1社にブランドと個人投資家資金を賭けた格好。

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3カ月で9本の新ファンド

ラウンドヒル・スペース&テクノロジーETF(MARS)が3月5日に上場。その後、タトル・キャピタルのスペース・インダストリー・インカム・ブラスト(SPCI)が3月12日、テマのスペース・イノベーターズETF(NASA)が同月に続いた。

4月にはディファイアンスのピュア・スペース・デイリー2倍(SPCL)が4月8日に、グローバルXのスペース・テックETF(ORBX)が4月中旬に登場。同期間にファーストトラスト、ウィズダムツリー、ビスタシェアーズも宇宙経済関連商品の申請書類を提出。

SpaceXを中心に申請されたETFファンド
SpaceXを中心に申請されたETFファンド 出典: Balchunas on X

「すべてはSpaceXのIPOのため。これほどの事態は過去に見たことがない。フェイスブックやアリババも大きかったが、今回は別格だ」とバルチュナス氏はコメントした。

一部のファンドは現時点でプライベート車両を通じて間接的にSpaceXに投資する。その他のファンドは上場時に株式受け入れの準備を整える。

既存組も手法を調整。リストにはキャシー・ウッド氏のARKスペース&ディフェンスETF(ARKX)、プロキュアのUFO、ステートストリートのROKTも含む。

発行体が競い合う理由

SpaceXは4月上旬にSECへS-1を非公開で提出。同社は6月上場を目指し、評価額は1兆5000億ドルを超える可能性がある。

イーロン・マスク氏は個人投資家向けに約30%の割当て案を示唆。一般的なIPO割当ての数倍で、個人投資家の需要を喚起。

既存ファンドも資金流入の影響を既に実感。プロキュア・スペースETF(UFO)は2024年1~3月期に1億7500万ドルの流入を記録。2019年以来の最大額となった。

新規参入急増にはリスクも存在する。

  • 多くの新ファンドが重複した銘柄を保有
  • 上場延期や軟調デビューの場合、複数ファンドが投資テーマ喪失の恐れ

暗号資産取引所もSpaceX合成トークンを展開し、株式市場デビュー前から投機熱が高まる。

業界が集約へ進むか、さらに広がるかは上場の反響次第となりそうだ。


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