コインベースのブライアン・アームストロングCEOが、ストライプの「Cheeky Pint」ポッドキャストで飲酒量ランキング39人中最下位となった。ただ、同氏はこの結果こそが「真の勝者」だと述べている。
欧州のテック系媒体ETNがこのランキングをまとめた。修正版では、アイルランドのロボティクス企業創業者ウィル・オブライエン氏が時速3.31パイントで首位となり、アームストロングCEOの0.13パイントの約25倍だった。
コインベースCEOはなぜ最下位を「勝利」と呼ぶのか
ストライプ共同創業者ジョン・コリソン氏がギネス片手に番組を進行する。ETNの最初のランキングでは総パイント数を基準とし、イーロン・マスク氏が3パイントで首位となった。
マスク氏は自身が酒をあまり飲まないと返信した。その後、修正版ではアルコール度数とエピソードの長さで加重し、マスク氏は9位となった。
オブライエン氏は水中ロボティクスのスタートアップ「ユリシーズ」を共同創業した。50分足らずでギネス2杯とテキーラショット1杯を飲み干した。
その後、X上でマスク氏にユーモラスに絡みながら、記録達成を祝った。
コインベースのアームストロングCEOは、このデータを別の観点から捉えた。同氏は、飲酒量ランキングで最下位につけたことを、「ヘルスマキシング」のベンチマークで首位だと解釈した。
長寿スタートアップは飲み代をカバーできるのか
アームストロングCEOはオブライエン氏に対応策も示した。自身が共同創業したバイオテクノロジー企業「NewLimit」を紹介し、老化細胞を若返らせることを目指しているとした。
この冗談の裏には実資金がある。アームストロングCEOら共同創業者は、NewLimitに1億1000万ドルの自己資金を投じている。
同社は6月、創業者ファンド主導のシリーズCラウンドで4億3500万ドルを調達し、評価額は31億ドルに達した。
主力プログラムは肝臓に焦点を当てる。2027年に脂肪肝の初の臨床試験を予定し、その後アルコール性肝疾患にも拡大する計画。
一方で、アームストロングCEOは大胆な意見でも知られる。オンチェーンレピュテーションが信用スコアに代わり得ると主張し、AIの暴走によりインターネットが混乱するリスクにも警鐘を鳴らしている。
こうしたやりとりは、シリコンバレーで創業者がソフトウェアと同じように長寿科学にも真剣に資金を投じ始めているトレンドも映し出す。アームストロングCEOはビットコインが2030年に40万ドルへ到達すると予想する一方、「健康寿命を伸ばす」ことにも大きなリターンの可能性を見出している。











