このトピックに関連マーケット・インテリジェンス・カウンシル

ソラナ、大型刷新「アルペングロー」稼働へ―SOL価格の行方は

  • ソラナの「Alpenglow」アップグレードは、2026年10月21日14時50分(UTC)、エポック1064でメインネットに実装される。
  • Alpenglowは、TowerBFTが約12.8秒としているのに対し、150ミリ秒程度でのファイナリティ実現を目指す。
  • ソラナ(SOL)は$107付近で取引され、過去1週間でおよそ9%下落した。
プロモーション

ソラナは21日、メインネットで合意形成の新方式「アルペングロー」へのアップグレードを始める。2020年のローンチ以来で最大規模となるアーキテクチャの刷新で、暗号資産市場の注目が集まっている。

開発者やバリデーター、SOLの取引参加者にとって何が変わるのか、現時点で分かっている内容を整理する。

アルペングローアップグレードでソラナはどう変わるか

アルペングローはソラナの新たな合意形成システムであり、バリデーターが投票を直接交換し、従来よりも早い最終確定を実現する。これまでのオンチェーン取引として投票を行っていたTowerBFT方式からの転換となる。

スポンサード
スポンサード

主な変更点は以下の通り。

  • 投票はオフチェーン化され、バリデーターがそれを直接交換し証明書として集約する。
  • 最終確定までのターゲット時間は約150ミリ秒とし、現状の約12.8秒から大幅短縮。
  • フェーズ1「Votor」はAgave 4.3で導入され、新しい投票プロトコルを担う。
  • フェーズ2「Rotor」はTurbineの代替となるが、リリース日は未定。
  • バリデーターはAgaveベースのクライアント稼働と、レント除外最少額に加え0.8SOLの保有が必須。
  • 実行部分は変更されないため、Solanaバーチャルマシン、トランザクション形式、手数料仕組みも従来通り。

1秒未満の最終確定により、決済時のほぼ即時の確認など、よりシームレスな体験の実現も見込む。データストリーミングやブロックインデックス化を行う開発者は、マルチバンク・スロットや投票トランザクションの廃止への対応が求められる。

アルペングローはSOL価格にどう影響するか

アナリストはアルペングローを中期的な材料と見なしており、即時的な価格変動要因と位置付けていない。総じて円滑な実装が進めば、決済速度でイーサリアムとより対等に競える可能性も指摘される。ETF資金流入の回復とタイミングが合致すれば、さらに上方圧力がかかるとの見方もある。

トークンは10月中旬時点で約107ドルで推移、過去1週間で約9%下落している。稼働時期の確定に対し、価格の反応は限定的。

一部アナリストは125ドル付近にレジスタンスがあると分析している。この水準を明確に上抜ければ150ドルまでの上昇余地が開かれる可能性。下値は100~105ドル付近が重要ライン。

ソラナ(SOL)価格分析。 出典: X/@CryptoBullet1
ソラナ(SOL)価格分析 出典: X/@CryptoBullet1

移行時のトラブルや報告取引数の一時的な減少、ETFからの資金流出の継続もセンチメントの重しとなるリスクがある。

短期的には全体市場動向及びETFの流れが価格に直接影響を与える公算が高い。長期保有層は、アルペングローによるソラナネットワーク需要の押し上げ効果について注視する局面。

免責事項

BeInCryptoは、公平で透明性の高い報道に努めています。本ニュース記事は、正確かつタイムリーな情報の提供を目的としています。ただし、読者の皆様には、本コンテンツに基づいて何らかの決定を行う前に、独自に事実を確認し、専門家にご相談いただくことをお勧めします。なお、当社の利用規約、プライバシーポリシー、および免責事項が更新されておりますので、ご留意ください。

スポンサード
スポンサード