リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、時価総額26億ドル規模のステーブルコイン「RLUSD」をXRPレジャー上で運用したい考え。ただし、DefiLlamaのデータによれば、現状RLUSD供給量のおよそ3分の2はイーサリアム上に存在する。
ガーリングハウスCEOはX(旧ツイッター)で発言した。あるユーザーがRLUSDはXRPにとって好材料と指摘した投稿に対し、リップルCEOは両資産を明確に区別すると応じた。
また、同氏は両資産を比較したXRPレジャー開発者の投稿を評価した。
リップル社がRLUSDの供給を担い、トークンを凍結できる一方で、XRPは誰にも凍結できないと同開発者は主張する。
さらに、同台帳のすべてのアカウントはXRPによる準備金が必要であり、すべての取引手数料もXRPで支払う仕組み。
数日前にも、ガーリングハウスCEOは
同イベントでリップルCEOは、自社がXRPを捨てステーブルコインへ移行するとの憶測も否定した。
RLUSD供給、イーサリアム偏重が続く
オンチェーンデータが、RLUSDの実態を示す。流通総額約25億7000万ドルのうち、約17億2000万ドルがイーサリアム上に存在する。XRPレジャー上の残高は約8億5000万ドル、全体の約3分の1にとどまる。
さらに、この差は過去1か月で拡大した。イーサリアム上のRLUSD供給は約3割増加し、XRPレジャー側はほぼ同程度減少した。
この動きは夏場と逆だ。6月下旬には、XRPレジャーがイーサリアムを逆転し、主要ネットワークとなった。だが8月下旬に入り、イーサリアムが再び優位に立った。
リップル社はこの変化について説明していない。しかしイーサリアムは、Aaveのような融資プロトコルを含むDeFi市場が大きい。一方、XRPレジャーにはネイティブな融資機能が依然としてない。そもそもRLUSDも開始時よりイーサリアム偏重だった。
全体として、RLUSD供給は拡大が続く。ステーブルコインの時価総額は年初来で88%超増加と、リップル社が発表している。
また、リップル社の新たなナショナル・トラストバンク認可はRLUSDの裏付け資産も担保する。ただ、こうしたステーブルコイン拡大の大部分は、現時点で自社台帳の外で進んでいる。











